手紡ぎ糸で手織りブローチ

長野市立博物館

2017年01月29日 17:30

今日はお日様も顔を出し、八幡原史跡公園へ「ソリすべり」に来た家族連れで賑わいを見せていました。

さて、今日の手仕事の時間は「手紡ぎ糸で織りブローチ」。
手作りスピンドル(紡錘)を使って、自分の手で羊毛を紡いでブローチをつくります。

 
まずは「はじめての糸紡ぎ」。
手作りスピンドル(紡錘)を使って、自分の手で羊毛を紡いでいきます。
片手でよりをかけていき、もう片方の手でスピンドルをクルクル回していくのですが、、。

 

これがなかなか、、。
均等によりをかけていくためには、どうやらコツがあるようで。慣れない手仕事と態勢に、皆さん少し苦労していました。
ちょっと時間のかかる仕事です。
ほぐした羊毛のはじから繊維を引き出していきます。その出し方やスピンドルをまわす速さなど、何度もやり直しをしながら、根気強く繊維にねじれを与えていきます。

 

慣れてくると、上手に錘いでいます。皆さんとってもお上手。
これで自分だけのオリジナル糸のできあがりです。
太い部分と細い部分とありますが、そこはご愛嬌。
実は、これが織利り進めていく過程でいい味になるんです!楽しみ!

 

つぎは織りの行程に入ります。
出来上がった手紡ぎ糸を、針金であらかじめ作っておいた枠に織り込んでいきます。
ココからの作業は簡単な針仕事。皆さんすいすい織り進めています。
さし色を変えたりして、それぞれ自分のオリジナルのブローチ完成まであともう一息です!

 

織りこみ作業が終わり、あとは裏の始末を残すのみ。
補強のための塩ビ板と金具を裏側に貼り付けて、気に入ったフエルトで覆ってやっと完成です!!



まだまだ寒い冬のお出かけ。コートの胸元に飾ってはいかがでしょうか。
足元のお悪いなかご参加いただいたみなさま、ありがとうございまいた!

次回の手仕事のじかんは2/5(日)「ワラのなべしき」
身近な素材であるワラで、かわいいなべ敷きをつくります。
ありがたいことに予約で満員御礼となりました!
ワラ細工は毎回人気ですね。
来シーズンも開催予定ですので、どうぞお楽しみに!



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