鬼無里の和紙でつくるオーナメント

長野市立博物館

2024年12月10日 10:05

今回の手仕事のじかんは、会場を鬼無里ふるさと資料館に移しての開催です。
鬼無里で収穫した楮とノリウツギで紙を漉き、クリスマスオーナメントをつくりました。

紙漉きは、鬼無里では江戸時代から産業となって地域でつくられてきた歴史があります。
今では作る人は居なくなりましたが、当時育てていた楮やノリウツギが里山や畑の周囲に生えているとのこと。
木の棒で叩いているのが、紙の材料となる楮です。


楮の木を茹で、皮をはいで、叩いて潰し、ようやく紙が漉ける準備が整います。
この工程はとても時間がかかるので、本日はあらかじめ用意したものを使いました。


楮を水で溶いてよく混ぜ、ノリウツギから出したノリの液を加えてさらによく混ぜます。
金属の網をはさんだ木枠をくぐらせ、水が落ちると紙の繊維だけがすくい取れました。


水気をよく切って、木枠から外します。
良く乾かしたら紙の完成です!
楮の繊維とノリの量、すくい方などで紙の仕上がりが違ってきます。
なかなか思った通りにはなりませんが、それも面白いところですね。


いろいろアレンジをお楽しみいただけるように、押し花やクリスマスっぽい針葉樹、色紙などをご用意しました。
参加者のみなさま、それぞれの作品を褒め合いながら和気あいあいと作ってくださいました。
乾いたら紐に通して、壁やクリスマスツリーに飾ってくださいね。



雪の降る中ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!


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