季節の草木染め
2024/04/02
今回の手仕事のじかんは「草木染め」
春の素材を使っての染め物体験です。

分館の戸隠地質化石博物館からいただいた桜の枝をぐつぐつ煮ること数時間。



春の素材を使っての染め物体験です。

分館の戸隠地質化石博物館からいただいた桜の枝をぐつぐつ煮ること数時間。
綺麗な染め液ができました。
甘いにおいが部屋中に漂います。

豆絞りをして模様付けをした手ぬぐいを染め液に浸し、20分ほど泳がせます。
液の中で動かすことによって、染めムラを防ぎます。
草木染めを何度もされている方もおり、柄のつけ方や染め方などの話で盛り上がりました。

液から出してみると、、、
思った以上に良い色が出ました!

豆絞りをほどくと、
ジャーン!
素敵な柄が出てきました。
素敵な柄が出てきました。
縛り方や位置の違いで、同じ材料を使っても全く違う柄が作れるのが楽しいですね。


今回はお申し込み多数のため、2回に分けての開催でした。
材料の桜は、初回はソメイヨシノ、二回目はオオヤマザクラとシダレザクラです。
ソメイヨシノは安定の発色の良さで濃い目のピンク色になりました。
オオヤマザクラは少し色が薄かったものの、灰液の媒染材を入れてしばらくするとしっかり染まりました。
毎年、想定している色がでるのかドキドキしながら準備をしています。
今回も良い色が出て一安心。
媒染材も2種類用意し、色の違いも楽しんでいただきました。
ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。
次回の手仕事のじかんは「和綴じの豆本」
基本の綴じ方「四ツ目綴じ」で、手のひらサイズの豆本をつくりましょう。
4/14(日)13:00~14:00
材料費/300円(入館料別途)
ご参加お待ちしております。