春の草木染め
2025/04/16
今回の草木染めは、ネクタリンと桃の枝を使った草木染めです。
トートバッグとポーチを染めました。

市内の農家の方から剪定で出た枝を頂き、煮出して染液を作りました。
20分ほど染液の中で泳がせると、あっという間にきれいなスモーキーピンクに!
染液の色からは想像できない染め上がりになりました。

染めた後は、発色をよくさせ、色を定着させるために陪染液に漬けます。
ミョウバン、灰汁、鉄の陪染液から好きなものを選んでいただきました。
多少ですが、ミョウバンは黄色、灰汁は赤に、鉄ははっきりとグレーに変化します。

染材の採取時期や煮出し方、媒染の種類などで、毎年同じ材料を使っても
全く同じ色は出ないのが草木染めの面白いところです。

下準備は大変ですが、キッチンでもできますのでぜひお家でも身近な素材で
お楽しみいただければと思います。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!
次回の手仕事のじかんは
5/18(日)13:00~16:00「寿山石でつくる勾玉」
クラフト工房を主催する関本さんを講師にお迎えし、篆刻などに使われる「寿山石」で勾玉を作ります。
短時間で作りたい方やお子様には、削りやすい「滑石」をご用意しています。
お好きな石を選び、心ゆくまで磨きましょう。
ご参加お待ちしております!